ディスポーザーが詰まって水が流れないとき、いちばんやってはいけないのは「何度も運転ボタンを押すこと」です。詰まったまま無理に回すと、モーターを傷めたり、汚水が逆流したりします。
まず運転を止めてください。そのうえで、順番に試していきます。
この記事で分かること
- 今すぐやること、やってはいけないこと
- ラバーカップ(スッポン)の正しい使い方
- 自分で直せる詰まりと、業者を呼ぶべき詰まりの見分け方

まず、これだけやってください
- 運転を止めて、電源を切る(シンク下のコンセントを抜くか、ブレーカーを落とす)
- それ以上、水を流さない
- シンクに溜まった水は、バケツなどで汲み出しておく
電源を切るのは、あとで排水口に手やラバーカップを入れるためです。通電したまま作業をすると、思わぬタイミングで刃が回ることがあります。
ラバーカップ(スッポン)で試す
軽い詰まりなら、これで流れることがあります。水圧で押し流す方法です。
- ディスポーザーの電源を切る(ブレーカーを落とすのが確実です)
- シンクに5cmほど水を溜める
- ラバーカップを排水口に密着させる
- 上下に10回ほど押し引きして、圧力をかける
- 水の流れを確認する。流れが戻れば完了です
コツは2つあります。
- 「押す」より「引く」を強めに。詰まりは押し込むのではなく、引き剥がすイメージです
- 水を多めにして、密閉を高める
ラバーカップのサイズが排水口に合っていないと、ほとんど効きません。隙間ができると圧がかからないためです。
やってはいけないこと4つ
ディスポーザーは「電化製品」と「水まわりの配管」が組み合わさった機器です。キッチンの排水口と同じ感覚で扱うと、壊してしまう可能性があります。
- 熱湯を大量に流す|樹脂の部品が変形することがあります
- 市販の強力なパイプ洗浄剤・漂白剤を流す|本体を傷めるうえ、マンションの排水処理槽にいる微生物を殺してしまいます(塩素系・酸素系とも)
- 棒や箸で異物を奥へ押し込む|刃を傷めたり、詰まりをひどくしたりします
- 電源を入れたまま、排水口に手を入れる|けがのおそれがあります
洗浄に使ってよいのは、中性洗剤・重曹・クエン酸・ディスポーザー専用の洗浄剤です。理由は ディスポーザーの掃除・お手入れ方法|頻度と洗剤の選び方 で詳しくご案内しています。
それでも流れないとき|どこが詰まっているかで対処が変わる
ラバーカップで改善しない場合、詰まっている場所が奥にあります。場所によって、直せる人が変わります。
1.本体の中に異物が噛み込んでいる
スプーンやフォーク、ペットボトルのキャップなどが刃に挟まっているケースです。「ウーン」と唸って回らない、途中で止まる、といった症状が出ます。
▶ ディスポーザーに落ちたスプーンの取り方|噛み込みの直し方
そもそも動かない場合は、詰まりではなく電源側の可能性もあります。
▶ ディスポーザーが動かない時の直し方|リセットボタンの場所
2.排水トラップが詰まっている
ディスポーザーのすぐ下にある、S字やわん状になった部分です。油や食材カスが固まって溜まります。ここからの水漏れも起こりがちな場所です。
3.その先の排水管、マンションの共用部
トラップより先で詰まっている場合、一般のご家庭では対処できません。マンションでは、各戸の排水管ではなく、共用部の縦管や処理槽側に原因があることもあります。
次のような症状が出ていたら、その可能性が高いです。
- 排水が逆流してくる
- ディスポーザーを使っていないのに、シンクの水が引かない
- ほかの部屋の排水と連動して、水位が上下する
この場合は、まず管理会社・管理組合にご連絡ください。共用部の工事は、個人の判断では進められません。
当社が対応できるのは「見える範囲」まで
当社が対応できるのは、目で見て確認できる範囲です。
- ディスポーザー本体の中の詰まり・異物の噛み込み
- 排水トラップの詰まり、トラップからの水漏れ
トラップより先は、こちらからは見えません。そこが原因の場合は、排水管の専門業者や管理会社の対応になります。
また、ディスポーザーをやめて通常の排水に戻す工事も承っています。積極的におすすめはしていませんが、選択肢のひとつとしてお伝えしておきます。
▶ ディスポーザーの撤去費用|取り外しはできる?やめたい時の注意点
そもそも、なぜ詰まったのか
ディスポーザーの排水は、シンク → 粉砕室 → 排出管 → 排水トラップ → キッチンの排水管という順に流れます。このどこかが塞がると、水が引かなくなります。
詰まりの原因は、だいたい次のどれかです。
- 粉砕できないものを入れた|骨、貝殻、プラスチック、串、卵の殻など
- 繊維質のものを大量に入れた|とうもろこしの皮、タケノコの皮など。粉砕されにくく、排水管の途中で絡まって溜まります
- 油やカスが溜まって固まった
- 水の量が足りないまま運転した|カスが流れ切らずに残ります
- 粉砕力が落ちてきている|刃の摩耗やモーターの劣化で、細かく砕けなくなります
▶ これは流せる?ディスポーザーOK・NG食材をわかりやすく解説!
再発を防ぐには
| やること | 効果 |
|---|---|
| 使うときは水をたっぷり流す | いちばん効きます。カスを残さず流し切る |
| ため水(5〜10L)を一気に流す | 勢いで排水管の汚れを押し流す |
| 氷を入れて運転する | 粉砕室の汚れや小さなカスを落とす |
| 重曹+クエン酸、レモンの皮 | ぬめりの除去と消臭 |
| ブラシでこまめに洗う | 汚れが溜まる前に落とす |
まとめ
- 詰まったら、まず運転を止めて電源を切る。何度も回さない
- 軽い詰まりはラバーカップで流れることがある(引く力を強めに)
- 熱湯・強力なパイプ洗浄剤・棒で突く、はやらない
- 逆流している、水がまったく引かない場合は、共用部が原因のこともある
- 当社が対応できるのは本体とトラップまで。その先は専門業者・管理会社へ
詰まりが直らないときは、お電話ください
本体の中の詰まりや噛み込み、トラップの詰まりであれば、当社で対応できます。症状をお聞きすれば、どこが原因になっていそうかの見当もお伝えできます。
お電話:0120-803-2440120-803-244(10:00~17:00/土・日・祝を除く)
メールの方は お問い合わせフォーム から承ります。
あわせて読みたい
ご予約・お見積りはこちらから
私のマンションのディスポーザーは何?
お住まいのマンションの事例をチェック





