当社が扱っているのは国内4メーカー。安永クリーンテック、フロム工業、ニッコー、MAXです。粉砕の仕組みも、得意なところも違います。
ただ、メーカーを選ぶ前に決まってしまう条件が3つあります。マンションの管理規約、シンクの排水口の大きさ、シンク下の形。まずはここから確認してください。
この記事で分かること
- 選べる機種を決める3つの条件
- キッチンのメーカーで付く・付かないが決まるのか
- 4メーカーの違い
- 当社が扱っていないメーカーはどうなるか
付けられる機種は、お住まいの状況で変わります
1.管理規約があれば、それが優先です
マンションによっては、管理規約や使用細則でメーカーや機種を指定していることがあります。建物の排水処理槽とセットで設計されているためです。
指定があれば、それに従います。まずはお手元の規約をご確認ください。
2.シンクの排水口が180mmか115mmか
ここがいちばん大事なところです。
ディスポーザーは、シンクの底に開いている穴にはめ込みます。この穴の直径が180mmか115mmかで、付けられる機種が変わります。ディスポーザー付きのマンションでは180mmが多いですが、115mmのお宅もあります。
115mmの場合でも、対応できる機種があります。180mmに比べて選べる幅は狭くなりますが、フロム工業のYS-8100などが選べます。
3.シンク下の引き出しに当たらないか
規約に指定がなく、穴の大きさが合っていれば、あとは本体がシンク下の引き出しや配管に当たらないかどうかです。
開き戸のキッチンであれば、たいていの機種が入ります。引き出しタイプの場合は、コンパクトな機種を選ぶことになります。
キッチンメーカーで、付く・付かないは決まりません
「うちのキッチンは○○製だけど、ディスポーザーは付きますか」というご質問をいただきます。ディスポーザー対応のキッチンメーカーはどこか、と調べている方も多いようです。
キッチンメーカーの名前では決まりません。関係するのはシンクです。ディスポーザーを取り付けられるシンクかどうかで決まります。各社ともシンクは選べるようになっているため、確認するのはキッチンの型番ではなく、いま付いているシンクの排水口の大きさと素材です。
人造大理石のシンクは、ステンレスに比べて取り付けられる機種が限られます。当社では、115mmの排水口や人造大理石のシンク(180mm)に設置できる機種も用意しています。ご自身では判断しにくい部分ですので、お問い合わせいただければお調べします。
4メーカーの違い
粉砕の仕組みは、メーカーによって3種類に分かれます。
- ハンマーミル|回転する金具で生ごみを叩いて砕きます(安永・フロム)
- チェーンミル|多関節の鎖状の破砕刃で砕きます。スプーンなどが入ったまま運転しても噛み込みしにくいのが特徴です(ニッコー)
- ブレード|低速で回転させ、生ごみを無理なく砕きます。粉砕刃はエッジのない安全設計です(MAX)
どれも、包丁のように「切る」のとは違う動きです。だから硬いものや繊維の多いものが苦手になります。
| メーカー | 粉砕方式 | 取り扱い機種 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 安永クリーンテック | ハンマーミル | YD131(手動) YD131A(自動給水) |
静音性を数値で公表。広口で大容量 |
| フロム工業 | ハンマーミル | YS-8100(手動・自動給水) YS-7000L(手動) |
115mm・人造大理石シンクに対応。自動洗浄つき |
| ニッコー | チェーンミル | NKD-133 | 噛み込みにくい。Panasonic製からの交換にも |
| MAX(マックス) | ブレード | GD-B181シリーズ | 粉砕室を外して丸洗いできる。低速回転 |
※ 費用は ディスポーザーの値段はいくら?交換費用の総額と内訳 にまとめています。
安永クリーンテック
大手自動車メーカーの基幹部品も作っている会社です。ディスポーザーは、全国19.9万戸の物件で採用されています。
現行のYD131は、2024年10月に登場したモデルです。口が広いので掃除がしやすく、本体は小さめですが入る量は多めです。YD131(手動給水)とYD131A(自動給水)の2機種を扱っています。静音性に力を入れているメーカーで、運転音を数値で公表しているのも4社では安永だけです。
フロム工業
独自の処理刃と渦形状の粉砕室で、枝豆のさやや玉ねぎの薄皮も砕けます。粉砕後5回に1回、粉砕室に水をためて一気に流すジェット洗浄がはたらき、配管に汚れが残りにくくなります。
一般的なディスポーザーのタイマーは60秒ですが、フロムはごみの量を自動で判別して、最短20秒で運転を終えます。電気代と水道代のむだが減ります。
YS-8100は、人造大理石のシンクや115mmの排水口にも対応できます。手動給水と自動給水の両方があります(YS-7000Lは手動給水のみ)。当社が扱う4メーカーのなかでは、価格がいちばん抑えられます。
ニッコー
Panasonicのディスポーザーの特許を取得し、埼玉県の自社工場で製造しているメーカーです。噛み込みにくいチェーンミル方式を今も作っているのは、ニッコーだけです。
マンションの排水処理槽まで含めた設備で、700棟の実績があります。NKD-133は、Panasonic製ディスポーザーからの交換で選ばれることが多い機種です。もちろん、ほかのメーカーからの交換でも選べます。
MAX(マックス)
文房具から住宅設備まで出しているメーカーです。低速回転で砕くブレード粉砕方式を採用していて、粉砕室(バスケット)を取り外して丸洗いできます。粉砕刃はエッジのない安全設計です。
当社では交換専用機のGD-B181シリーズを扱っています。手動給水・自動給水のほか、いま水道管から直接給水するタイプ(直接給水方式)をお使いのお宅でも、MAXであれば交換で対応できます。
▶ バキュームブレーカーとは|ディスポーザー全自動給水の仕組み
▶ 【2026年版】ディスポーザーのおすすめ機種まとめ|目的別に徹底解説
当社が扱っていないメーカー
テラルのディスポーザーは扱っていません。テラルの現行機種はDSP-250HD(高機能タイプ)とDSP-75T(普及タイプ)ですが、当社ではこれらのお取り扱いがありません。エマソンなどの海外製も同様です。
いまテラル製をお使いでも、上記の4メーカーのいずれかに交換できることがほとんどです。ただし管理規約でテラル指定になっている場合は、当社では対応できません。お問い合わせの時点でお伝えしますので、まずはご確認ください。
どのメーカーを選んでも共通していること
- 日本下水道協会の基準に適合していると認められた製品だけを扱っています。マンションの処理槽に流すものなので、ここは必ず確認しています
- すべての機種に10年の延長保証を無料でお付けしています。メーカー保証は1〜2年です
まとめ
- 選べる機種は、管理規約とシンクの排水口(180mmか115mm)で先に決まる
- キッチンのメーカーでは決まらない。見るのはシンクのほう
- 115mmや人造大理石シンクでも、対応できる機種がある
- 引き出しタイプのキッチンは、コンパクトな機種を選ぶ
- 粉砕の仕組みは3種類。噛み込みにくさで選ぶならチェーンミル(ニッコー)、丸洗いのしやすさならブレード(MAX)
- テラル・海外製は扱っていない。規約で指定されている場合は対応できない
どれが付くか分からないときは、お聞かせください
シンクの穴の大きさとキッチンの形、それといま付いているメーカーが分かれば、付けられる機種をお答えできます。測れない場合は、写真でも判断できることがあります。
お電話:0120-803-2440120-803-244(10:00~17:00/土・日・祝を除く)
メールの方は お問い合わせフォーム から承ります。
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