認証を受けていない製品は、ほとんどのマンションで設置できません

ディスポーザーは、家電のように「安いものを買って付ける」ことができません。日本下水道協会の認証を受けた製品でないと、多くの自治体とマンションで設置が認められないからです。
まず確かめていただきたいのは、認証を受けた製品かどうかです。当社が取り扱っているのは、すべて認証を受けた製品です。そのうえで、お住まいのマンションが機種を指定していないかも、ご確認ください。
この記事で分かること
- 日本下水道協会の製品認証とは何か
- 認証が「システム全体」に与えられるもので、単体のディスポーザーは対象外であること
- マンションの管理規約に書かれている「同等の性能を有するもの」の意味
- マンションが機種そのものを指定している場合の、確認のしかた
- 認証を受けた製品かどうかの確かめ方
日本下水道協会の製品認証とは
「製品認証」とは、公益社団法人 日本下水道協会が定める技術基準にもとづいて、ディスポーザー排水処理システムの性能・品質・耐久性などを審査する制度です。この審査を「規格適合評価」といい、合格した製品に「製品認証」が与えられます。認証を受けた製品には、協会の認証マークが表示されます。
東京23区、横浜市、川崎市、千葉市、船橋市、さいたま市などの自治体では、この評価と認証を受けた製品でなければ設置できないと定められています。お住まいの地域で設置できる製品は、各自治体の下水道局のホームページでご確認いただけます。
「設置できるディスポーザ排水処理システム」は、(公社)日本下水道協会のホームページ(外部サイト)で確認できます。「下水道のためのディスポーザ排水処理システム性能基準(案)(平成25年3月)」による規格適合評価及び製品認証を受けた「ディスポーザ排水処理システム」には、(公社)日本下水道協会が定める認証マークが表示されています。
横浜市ホームページより
制度そのものについては 排水設備等規格適合評価・製品認証制度について(公益社団法人日本下水道協会) をご覧ください。
認証は「システム全体」に与えられます ⚠️
ここがいちばん誤解されやすいところです。
協会が定める規格の名前は「ディスポーザ排水処理システム -ディスポーザ部・排水処理部-」といいます。キッチンに付く本体(ディスポーザ部)と、建物側の処理設備(排水処理部)を合わせて、1つのシステムとして評価されています。排水処理部というのは、砕いた生ごみを含む排水を処理してから下水に流す、建物の設備です。
つまり、キッチンの本体だけを取り出して「認証品」と呼ぶことはできません。認証は建物の設備までを含めたものです。
ですから、処理設備につながっていない「単体のディスポーザー」は、この認証の対象になりません。横浜市も、単体での設置はしないよう求めています。理由として、下水管に生ごみが溜まること、川や海へ流れ出ること、水再生センターの負担が増えることを挙げています。
マンションの管理規約にも「同等の性能を有するもの」と書かれています
マンションの管理規約には、ディスポーザーの交換について分譲当時に付いていたものと「同等の性能を有するもの」と書かれている例が多くあります。
元のメーカーが撤退していると、これが問題になります。LIXIL(INAX)やPanasonicのように、ディスポーザーの製造をやめたメーカーの場合、別のメーカーの製品に替えることになりますが、そのときもこの規約を守る必要があります。
分譲マンションで管理組合が採用している排水処理システムは、ほぼすべて日本下水道協会の認証を受けています。つまり規約でいう「同等の性能を有するもの」とは、実質的に認証を受けた製品のことです。認証のない製品に交換すると、管理規約違反になる可能性があります。
裏を返すと、認証を受けた製品を選んでおけば、この点で問題になることはまずありません。
マンションが機種そのものを指定していることがあります ⚠️
認証とは別に、マンションの側で「この機種にしてください」と決めている場合があります。認証を受けた製品であっても、指定と違えば断られることがあります。
当社でも、別のメーカーの製品を搬入している途中で、管理人の方から指摘を受けたことがあります。搬入したあとで分かると、お客様にも当社にも手間がかかります。
お住まいのマンションに機種の指定があるかどうかは、お客様のほうで管理規約をご確認いただくか、管理組合・管理会社にお問い合わせください。当社では、各マンションの規約までは分かりかねます。
認証を受けた製品かどうかの確かめ方
確かめ方は2つあります。
- 本体に貼られた認証マークを見る……記事の冒頭に載せた画像が、このマークです
- 協会の一覧で型番を探す……載っていれば、認証を受けた製品です
一覧はこちらです。規格適合型式(製品)の一覧(ディスポーザ)(公益社団法人 日本下水道協会/令和7年4月1日現在)
すでに製造が終わったPanasonicのKD-133、安永のYD200BW・YD130BW、LIXILのDPG・DPR・DPFなども載っています。いま付いている機種が認証を受けた製品かどうかも、ここで確かめられます。
ご自身でお選びになる場合も、この一覧に載っている製品からお選びください。
当社が取り扱う4機種は、すべて一覧に載っています
当社でお取り扱いしているのは、次の4機種です。いずれも日本下水道協会の一覧に掲載されています。
- 安永 YD131
- フロム工業 YS-8100/YS-8100L
- MAX GD-B181
- ニッコー NKD-133
機種ごとの違いは 【2026年版】ディスポーザーのおすすめ機種まとめ|目的別に徹底解説 にまとめてあります。
まとめ|ディスポーザーを選ぶ前のチェックリスト
- 認証を受けていない製品は、多くの自治体とマンションで設置できません
- 認証はシステム全体に対するもので、単体のディスポーザーは対象外です
- 規約の「同等の性能を有するもの」とは、実質的に認証を受けた製品のことです
- マンションが機種を指定している場合があります。管理規約か管理組合でご確認ください
- 迷ったら、協会の一覧に載っている製品から選んでください
- 当社が取り扱う4機種は、すべて認証を受けた製品です
設置できるかどうかを確かめる
簡単設置判定シミュレーション でいくつかの質問にお答えいただくと、シンク下の状況などから、設置できるかどうかをその場でご案内します。機種の指定については、管理規約をご確認ください。
ご不明な点は、お電話でも承ります。
お電話:0120-803-2440120-803-244(10:00~17:00/土・日・祝を除く)
あわせて読みたい
ご予約・お見積りはこちらから
私のマンションのディスポーザーは何?
お住まいのマンションの事例をチェック





