使い方のポイントと、初めて使うときに気をつけたいこと
ディスポーザーには複数の給水方式がありますが、その中でももっとも基本的な仕組みが【手動給水方式】です。
これは、ディスポーザーを動かす前に自分で蛇口を開けて水を流すというシンプルな操作方法です。
初めてディスポーザーを導入する方にはわかりやすい方式ですが、実は「今まで自動給水タイプを使っていた方」にとっては思わぬ戸惑いを感じやすいポイントもあります。
※手動では水量が安定しないため給水方式の変更を認めていないマンションもあります。
✅ 手動給水方式とは?
手動給水方式は、ディスポーザーを動かす前に、自分の手で水を出す必要がある方式です。
操作の流れ
- 蛇口(水栓)を開けて、水を出す
- ディスポーザーを作動させて粉砕開始
- 粉砕終了後も、数秒間水を流したままにする
- ディスポーザーが停止したのを確認し、水を止める
このように、「水は自分で出す」というのが手動方式の基本です。
💡 メリット
1.取付水栓に制約がない。
水栓と連動していないので自由に水栓を交換することができます。
※ただし節水機能が著しく高い水栓は吐水量が足らない場合があるので要注意です。
2.自動給水装置が不要なので費用が抑えられる
🤷♀️デメリット
1.ディスポーザーを使うときは必ず水栓の操作をしなければいけない。
2.決まった水量が吐水されないので十分な吐水量を調整する必要がある。
⚠ 注意点・使い方のコツ
⛲ 水の量は「親指くらいの太さ」が目安
適切な粉砕には十分な水量が必要です。
水が少ないと、排水管のつまりやニオイの原因になることもあります。
流す水の目安:1分間に8L(蛇口から出る水が親指ほどの太さが目安)
粉砕前に水を出す → 粉砕中も流す → 停止後も数秒流し続ける のが正しい使い方です。
🤔 自動給水タイプからの切り替えで戸惑いやすいポイント
💡「水が出ない?と思ったら自分で出すタイプだった」
自動給水タイプをお使いだった方は
➡️ ディスポーザーのスイッチを押せば自動的に水が出ていた
…という習慣があるため、「スイッチを入れても水が出ない!」と戸惑うケースがよくあります。
また、粉砕後に水をすぐ止めてしまうと排水不良の原因になるため、
「ディスポーザー停止後もしばらく水を流し続ける」という手順を忘れずに覚えておくことが大切です。
✅ 手動方式がおすすめなケース
いままでも手動方式をお使いで、水量を自分で管理できる方
現在自動給水方式をお使いで交換時の費用を抑えたい方
📝 まとめ|最もシンプルで確実な方式。ただし“慣れ”も大切
手動給水方式は、シンプルでコストも抑えられる、最も基本的なディスポーザーの給水方式です。
一方で、自動給水に慣れている方にとっては最初だけ少し戸惑うかもしれません。
✅ 十分なお水の量と流す時間を守る。
✅ 自動給水方式から切り替えの方も「使い方の手順」をしっかり押さえて、安心・快適にご利用いただけます。
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