普段見えるのはフタ、それだけに色や形は重要!
ディスポーザー本体はシンクの下に隠れてしまいますが、唯一目に触れるのがフタのデザインです。
どうしても機能や使いやすさだけを考えてしまいがちですが、見た目の印象も重要です。
とはいえ、好みやキッチンとの相性によっても感じ方はさまざまです。
そのためディスポーザージャパンが取り扱っている4社のフタと導入口を画像で紹介いたします。
外側のリングが共通する部分なので蓋の大きさの比較もできます。
● ニッコー NKD-133
蓋の直径は約11㎝で薄いグレーで厚みもあります。
通水は蓋と投入口の隙間から流れていきます。
ONの位置では隙間が狭くOFFの位置では広くなっています。
● フロム YS-8100
フロム工業はブラック。薄型のデザインで蓋の直径は13㎝。
内側にくぼみがあり側面が通水口になっています。
フタにON/OFF/SETの表記があります。
● 安永 YD-131
色は無難な グレーですが、直径は約14㎝とかなり大きめ。
受け皿のような形状で周囲に通水のための穴がたくさん開いています。
● MAX GD-B181
こちらは少し濃いめのグレーで直径も約14㎝の大きめサイズ。
通水穴も特徴的です。
💎フタが大きさと使いやすさの関係
ニッコーのNKD-133は投入口に入れ込む方式なので、投入口もフタの大きさのイメージ通りです。ニッコーを含め旧方の安永、テラル社製品もこのように投入口は10cm前後のものが主流です。
そもそもディスポーザーはほとんどのメーカーで「大きなゴミは小さくして投入してください」と注意書きがあります。つまりディスポーザーを使う場合にはフタの大きさや投入口の広さはあまり関係が無いのです。
例えば、フロム工業の場合はフタが実際の投入口より大きくなっています。
したがって、フタのみに着目すればその使い勝手はつまみの大きさや形状、材質の滑りにくさなどによるものだと言えるでしょう。




💎💎差が付くのはお手入れのとき


MAXのGD-B181と安永のYD-131はフタも大きく、投入口も大きいですがこのメリットは何でしょう?
それは、お手入れや異物を取り除くときです。
特にMAXのGD-B181は、粉砕室ごと取り外しできる構造で、投入口にも段差がない設計になっています。
一方安永YD-131は他のディスポーザーとおなじく本体に粉砕室があり大容量を確保しつつ、くびれのない設計なので粉砕室の底まで見渡すことができます。さらに浅型の粉砕室なので明るくお手入れも苦にならない設計です。
💎💎💎色はお好みと汚れの目立ちにくさで
各メーカーフタの色もそれぞれです。リクシルやMAXのGD-B182(弊社取り扱い無し)では白いフタもあります。もちろん機能とは関係がない部分ではありますが、各社グレーや黒が多いのはやはり汚れの目立ちにくさに配慮しているのでしょう。
✅まとめ|フタのデザインはお好みで、ただし投入口の大きさはお手入れのしやすさに差が出る
つまり、ディスポーザーは“フタが大きければ便利”とは限らず、使い勝手やお手入れのしやすさは投入口の大きさに関係します。
また、毎日目にして手に触れるのはフタの部分。それだけに色や形、つまみのデザインなどもディスポーザー選びのご参考になさってみてはいかがでしょうか?
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