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戸建でディスポーザーをご検討の方

ディスポーザー・生ごみ処理

【ディスポーザーとは】

生ごみを粉砕処理するキッチンの排水部分に取付ける住宅設備機器、家電の一種。
粉砕した生ごみを、排水と共に専用の処理槽へ流します。
  • 【1.ディスポーザーの仕組み】

    ディスポーザーは、システムキッチンに設置された住宅設備、家電の一種。
    生ごみを粉砕して台所排水と共に専用の処理槽まで専用配管を通じて流され、
    処理後公共下水道へ放流する。

    ディスポーザーシステム全体像


    排水配管は、台所排水のみの単独配管となっている。

    排水処理槽は、破砕した生ごみとキッチン排水を分解処理して下水道、または高度処理型合併処理浄化槽に放流する。

    日本では、所轄の下水道局の設置許可を受けた、ディスポーザーからの排水を処理する処理槽が無い住宅では、ディスポーザーを使用することはできない規則となっている。
    また、排水処理槽は維持管理業者による保守点検および水質検査が義務付けられ、排水管の洗浄を行う必要がある。

  • 【2.ディスポーザーの構造】

    構造は以下に分かれている。

    シンクとの接続部分であるシンクフランジ/ スイッチのON・OFFを行う蓋スイッチ/ フランジ部分と粉砕室を接続するジョイント部/ 生ごみを粉砕する粉砕室(ケーシング)/ 粉砕室の内部は回転刃、ターンテーブル/ 回転刃と給水を制御する制御基盤/ 回転刃を駆動させるモーター部/ 破砕された生ごみを専用配管に送る排出管

    ディスポーザー構成図


    電源については、AC100V、モーターはDCモーターを採用するメーカーが多い。

    給水機能については、シャワー水栓からの水を使用者が自ら出す手動給水方式とスイッチを入れた時点で自動的に給水される自動給水方式に大別される。
    また、自動水栓方式の場合は、電磁弁、分岐チーズを要する場合があるので故障の際は、実績が多い取り扱い店に確認してみるのが良い。

  • 【3.ディスポーザーのスイッチ】

    日本で製造されたディスポーザーの多くが、蓋とスイッチ方式を採用している。

    ディスポーザー蓋スイッチ1


    蓋が閉まっていないと起動しない仕組みになっている為、
    安全性が高く別の場所に別途スイッチを施工する必要が無いのが蓋スイッチ式の特徴。

    ディスポーザー蓋スイッチ2


    使用しない場合は、OFFにすることで蓋の間から通常の水を流すことができるようになっている。

    ディスポーザーの蓋部分に、粉砕時の終了などを目で見てわかるよう
    ランプが点灯、点滅する機能を持つものも開発されている。

  • 【4.日本のディスポーザー事情】

    日本でディスポーザーが設置される状況は、主にマンションの建築当初から設置されることが多い。

    ディスポーザー専用の処理槽(ディスポーザー排水処理システム)を敷地内に埋設し、それに対応する本体が設置されている。また専用の配管を設け処理槽と本体を接続している。

    専用の処理槽、配管、本体の管理についてはそれぞれ共用部であれば管理組合、専有部であれば所有者にて自己管理することが一般的と考えられる。

    主要メーカーディスポーザー本体


    住宅情報サイトにおいては、マンションの人気設備ベスト10に常に常連となっている設備である。

    ディスポーザーがあることで、三角コーナーの掃除をしなくてよかったり、生ごみがすぐに処理でき、ゴミ出しの回数も減ったという意見も多い。

  • 【5.日本の主要ディスポーザーメーカーと製品】

    日本国内で生産されるディスポーザー製造メーカーは、日本の設置環境(生活環境)を配慮し、安全性や静音性を重視するものを中心に製造、販売されている。

    パナソニック株式会社・株式会社INAX(現LIXIL)・テラル株式会社(TERAL)・安永エアポンプ株式会社・マックス株式会社がある。

    ※公益社団法人日本下水道協会による規格適合取得者(平成26年7月1日現在)を記載。


    ~ 現在、生産されている主なディスポーザーメーカーと製品名 ~


    リクシル(LIXIL)

    ランドミルDP、minipo(ミニポ)



    パナソニック(Panasonic)

    KDシリーズ KD-133



    マックス(MAX)

    GD-B181、GD-182




    安永クリーンテック(Yasunaga)

    YD200B、YD200BWA



    フロム工業)

    YS-8100L



    テラル(TERAL)

    AQURALシリーズ DSP-100H・DSP-250HD



    ~ 過去に生産された主なディスポーザーメーカーと製品名 ~


    ◆イナックス(INAX)
    DPH(ランドミルHG)、DPH2(ランドミルHG2)、DPHK(快速くんHK)、DPKT(快速くんMK3)、DPM(ランドミルMG)、DPM2(ランドミルMG2)、DPMK(快速くんMK)、DPPG(ランドミルPG)、DPPG2(ランドミルPG2)など

    ◆パナソニック(Panasonic)
    KDシリーズ(KD-252・KD-131・KD-132)など

    ◆テラル(TERAL)
    AQURALシリーズ (DSP-250SBF、DSP-125H)など 

    ◆TOTO
    NJEシリーズ (NJE100、NJE200、NJE212、NJE500、NJE600)など

    ◆積水化学工業
    セキスイシンクリアシリーズ (SF-5000、SF-6000、SF-7000、SF-6400、SF-7400)など

    ◆新明和工業
    DH150S、DH150SW

    ◆日本ゼスト
    ZH-1

    ◆セコムディスポーザー
    STS002、STS003

  • 【6.ディスポーザーのデメリット】

    本体の維持管理 をしなければならない。
     電気代 120円前後/月、水道代120円/月前後がかかる。(各家庭の使用頻度による)

    共有部の維持管理 をしなければならない。
     専用配管の点検、処理槽の点検、メンテナンスを実施する為の費用が掛かる。

    配管清掃 をしなければならない
     1~2年に1度ほど配管詰まりや衛生面の配慮をし、配管洗浄を実施する必要がある。

    粉砕する時に音 がする。
     モーターが動く時に粉砕するタイミングで音がする。

    使い方を誤ると修理 しなければならない
     ディスポーザー本来の役割は、野菜や食品の残菜を粉砕して流すことです。
     誤って入れてはいけない物を入れてしまうと、つまり、かみ込み、回転刃の損傷や動作不良など故障、水漏れの原因となる事があります。また粉砕されずに内部に残ることがあります。
     卵の殻、貝殻類は、ディスポーザー内部で粉砕されても、配管内に堆積して詰まりの原因になります。
     また、人が口にできる物ならば流しても粉砕できるのですが、そうではない物はディスポーザーメーカーでも粉砕出来ない物として注意を促しています。

    デメリットイメージ



    ~ ディスポーザーに『入れてはいけない物』の例 ~


    金属類、ガラス類、陶器類、磁器類、石、砂
     スプーン、フォーク、王冠、プルトップ栓、コップ、ビンの破片など、茶わん、皿、箸置きなど

    強い繊維質のもの
     タケノコの皮、パイナップルの芯や皮、とうもろこしの皮、栗の皮、多量の枝豆のさや、生花、花の茎など

    かたい生ごみ、処理が難しい生ごみ
     カニ類の殻、鯛・牛・豚・鶏の大きな骨、かぼちゃ・柿・桃などの固い種など

    柔らかく弾力のあるも
     大量の炊いたお米、生魚の皮、鶏の皮、タコ・イカ、玉ねぎの皮など

    流れにくいもの
     卵の殻、生米 など

    生ごみ以外
     貝殻全般、割りばし、プラスチックや発泡スチロール、竹串、爪楊枝、輪ゴム、包装紙やラップ、キッチンペーパー、ティッシュペーパー、ビニール、発砲スチロール、針金、たばこの吸い殻、袋など

    高温のもの ※ディスポーザーや配管を傷めることがあります。
     多量の熱湯、熱い天ぷら油、熱いカレー など

    その他
     多量の生クリーム、マヨネーズ、サラダ油、天ぷらなど多量の酸、アルカリ性洗剤、防臭剤、薬品、配管洗浄剤、農薬など

  • 【7.ディスポーザー5つのメリット】

    1.キッチンを綺麗に保てる

    2.リビングダイニングで臭いがしない

    3.室内のゴミが減る(共用部ゴミ置き場の省スペース化)

    4.環境にやさしい

    5.害虫の発生を防ぐ


    メリットイメージ


    料理(調理)した後に出た生ごみを瞬時に粉砕して、部屋(専有部)から外へ流すことが出来る為、
    悪臭や虫の発生を防ぐことができるのは、大きな利点です。

    専用の家電の為、24時間動かすことができます。(音が出ますので、近隣住戸への配慮は必要です)

    虫は、生ごみに寄り付きますので、キッチンに生ごみを置く必要がなく、不快な状態から解放されるのも大きな利点です。

    マンションの場合、室内のゴミだけでなく共用部のゴミ置き場が省スペース化され、生ごみの量が減る事により清潔に維持できます。
    また、カラスなどによる散乱を防ぎ、悪臭の発生を予防します。

    社会的な側面からも、家庭ごみの減量化、ゴミ焼却時に発生するダイオキシンの抑制水環境への負荷の低減に寄与し大きなメリットとしてと考えられている。

  • 【8.環境にやさしい、ディスポーザーの生ごみ処理】

    環境にやさしいイメージ


    水を流しながら生ごみを粉砕するため、水の無駄遣いをしているイメージがあります。

    しかし一方では、東京練馬区の調査(H26年9月実施)によると、高層住宅地域における可燃ごみのうち、生ごみが42.7%を占めているという調査結果があります。

    ディスポーザーを導入することで、地域の焼却施設の負担が軽減し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の発生が抑制され、かつ生ごみのおおよそ3/4は水分と言われており、これらの水分が減ることで不完全燃焼によるダイオキシンの発生も抑制されるなど、環境面での利点も多く、全体を通して見ると環境にやさしいシステムということが言えます。

  • 【9.マンション設備としてのディスポーザー】

    建築当初にディスポーザー専用配管、ディスポーザー処理槽、
    ディスポーザー本体部として申請されマンション新築時から
    便利なキッチン設備の一部として付けられているマンションも多い。

    マンションイメージ


    賃貸マンションよりは、分譲マンションで標準設備として取り付けられている比率が高い。

    マンションに取り付けられるディスポーザーは、その生活スタイルや昨今の住生活事情から静音性を重視したディスポーザーが取り付けられ、住宅情報誌での人気の設備として取り上げられることも多い。

  • 【10.ディスポーザーは戸建てに設置できるか】

    各自治体により考えがあり、下水処理施設を整備されている地域もあれば、
    システム自体認めていない自治体まで様々です。

    戸建てイメージ


    傾向として、ディスポーザー単体での設置はしないようにお願いをしている自治体が多くを占めている。

    専用の処理槽を1軒のみで個別設置するには、費用面での負担が大きいこと、メンテナンスも大変である為、設置されているのは、ごく一部の住宅です。

    戸建てに設置するのであれば、ディスポーザー排水処理システムとして設置することを念頭に置いて、自治体の確認を受けることとなっている場合が多い。

    また、ディスポーザー排水処理システムは、排水設備のひとつですので、その工事自体が法令や条例に適合するものであるか確認が必要です。
    自治体によっては提出書類がいくつかありますので、管轄である自治体(ディスポーザー設置場所の市町村)に確認してみると良いでしょう。

  • 【11.ディスポーザーの社会的関心・3つの主要部位】

    家庭の台所や業務施設から発生する生ごみを排水処理することが出来るディスポーザーは、居住空間での悪臭、害虫の発生を防ぎゴミ出しの頻度や手間を省くものであり、社会の関心が集まっているとしていると考えられている。

    公益社団法人日本下水道協会の基準(案)の目的として排水設備として公共下水道へ流入する汚濁負荷が増大しないことを基本とした標準的なディスポーザ排水処理システムとして、必要な性能、設置及び維持管理等に関する基準について定めることにより、公共下水道施設の健全な機能を維持し、もって環境保全にしすることを目的としている。

    では、この排水処理システムとは何か。

    基本的な考え方としては、性能基準で謳われている排水処理システムは、ディスポーザーによって破砕された生ゴミとキッチンからの排水を併せて処理することにより、システム設置前よりも、公共下水道へ流入する汚濁負担を増大させないことである。

    ~ ディスポーザ排水処理システム・3つの主要部位 ~


    生ごみを破砕する「ディスポーザ部」

    ディスポーザ排水と台所排水を搬送する「排水配管部」

    生ごみと排水を処理する「排水処理部」

    の3つで構成されている。

    ◆「ディスポーザー部」 について
    ディスポーザー部は、漏電、騒音、振動に対して適切な措置を講ずることにより、使用者の安全と快適に使用できる機能を有するとともに、排水配管部での閉塞や排水処理部での処理水質悪化を招く事のないような粒度、水量を確保する機能を有しなければならないとしている。

    ディスポーザー本体1 ディスポーザー本体2 ディスポーザー本体3 ディスポーザー本体4 ディスポーザー本体5 ディスポーザー本体6 ディスポーザー本体7 ディスポーザー本体8


    ◆「配管部」 について
    排水配管部は、ディスポーザ排水および台所排水に排水処理部へ搬送できる機能を有しなければならない。これらの機能を確保するために、排水配管部に係わる下水道法、建築基準、日本工業標準、給排水設備技術基準、空気調和・衛生工学会規格(給排水衛生設備規準)等の関係法令、関係規準等を遵守する必要があるとしている。

    ◆「排水処理部」 について
    排水処理部は、ディスポーザ排水及び台所排水又は厨房排水を併せて処理することによって、システム設置前よりも公共下水道に流入する負荷を増大させない機能を有しなければならない。

    これらは、日本下水道協会が公共下道へ流入する汚濁負荷が増大しないことを基本に、個々の地方自治体がそれぞれの下水道事業の状況及び地域的な特性等を勘案し、本基準(案)の採用の可否を含め独自の判断で運用する資料として公開している情報である。

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