【TOTO製のディスポーザー】
本日は、今までご利用のTOTOディスポーザーが故障したとのことでご連絡を頂きました。お客様からは、「寿命なのかどうか、修理で対応できる内容なのかどうか教えてほしい。交換の際の費用は?」とご質問を頂きました。
TOTO製のディスポーザーと現在製造されている新しいディスポーザーは給水方式が変わる為、お使いになられている水栓金具が接続できないケースが多いのが現状です。また、新しいディスポーザーに対応した水栓金具も限定されている為、お客様のご要望に応じて蛇口の選定が必要になってきます。
TOTOでは、ディスポーザの製造、部品の供給を2017年末で中止しております。ディスポーザーの配管詰まりや異物が入ったなどの故障対応は可能ですが、部品交換での対応はできない状況です。
以上の事より、経年劣化による不調は、交換となる事がほとんどです。(スプーンやフォークなど金属類カミコミの除去は対応可能ですが、除去後に年数が経過している為、不具合や水漏れが起こる場合がございます。漏水防止の観点から交換をおすすめしております。
今回お問合せ頂きましたお客様は、竣工した2004年(分譲時・設置当初)からディスポーザーをお使いですので、約16年ご利用頂いた事になります。交換の目安の耐用年数を遙かに越えておりますので漏水前の交換がおすすめです。
【交換作業】
お部屋ではまず状況確認し交換作業に取り掛かりました。既存のディスポーザーを取り外した際に、本体内部から流れなくて詰まった腐食物、各部の劣化見られました。
新しいディスポーザーを約2時間程で取り付け、試運転を行い、お客様との確認事項を済ませ作業を終了となりました。
今までのTOTOディスポーザーは本体へ直接水が流れ込む直接給水方式です。これが最新のディスポーザーに交換することで水栓金具から水がフタ部分からディスポーザー本体の粉砕室へ流れ込む給水方式になります。
これにより水栓金具の取り付けも行いました。既存の本体撤去に加え、水栓金具の交換となるとかなり時間がかかります。いつも思うのですが、(約2時間~3時間)お客様にお時間を確保して頂くので丁寧かつ迅速に作業を進めることを念頭に取り組んでおります。
キッチンまわり、水まわりのことで小さなご相談事やディスポーザーに関するお困り事、修理や交換時の特徴についてご不明な点がありましたら、お気軽にディスポーザージャパンまでご相談ください。