【安永製のディスポーザー】
本日は、今までご利用のTOTOディスポーザーが故障したとのことでご連絡を頂きました。お客様からは、「見た目はまだまだ使えそうなんですが、突然動かなくなった。異物は入れていないし、12年利用したから寿命?」とご質問を頂き、ご説明いたしました。交換ご希望でしたので本体と新しいディスポーザーの取り付けは給水方式が変わる為、水栓金具の料金確認を含めご案内いたしました。
TOTOでは、ディスポーザの製造、部品の供給を2017年末で中止しております。ディスポーザーの配管詰まりや異物が入ったなどの故障対応は可能ですが、部品交換での対応はできない状況です。
以上の事より、経年劣化による不調は、交換となる事がほとんどです。(スプーンやフォークなど金属類カミコミの除去は対応可能ですが、除去後に年数が経過している為、不具合や水漏れが起こる場合がございます。漏水防止の観点から交換をおすすめしております。)
今回お問合せ頂きましたお客様は、竣工した2006年(分譲時・設置当初)からディスポーザーをお使いですので、約12年ご利用頂い事になります。交換の目安の耐用年数を遙かに越えてご利用頂いたことになります。
【交換作業】
お部屋では、まず状況確認を行った後に交換作業に取り掛かりました。既存のディスポーザーを取り外した際に、本体内部から流れなくて詰まった腐食物の塊が見られました。
新しいディスポーザーを約2時間程で取り付け、試運転を行い、お客様との確認事項を済ませ作業を終了しました。
今までのTOTOディスポーザーは本体へ直接水が流れ込む直接給水方式です。これが最新のディスポーザーに交換することで水栓金具から水がフタ部分からディスポーザー本体の粉砕室へ流れ込む給水方式になります。
これにより水栓金具の取り付けも行いました。既存の本体撤去に加え、水栓金具の交換となるとかなり時間がかかります。いつも思うのですが、(約2時間~3時間)お客様にお時間を確保して頂くので丁寧かつ迅速に作業を進めることを念頭に取り組んでおります。
キッチンまわり、水まわりのことで小さなご相談事やディスポーザーに関するお困り事、修理や交換時の特徴についてご不明な点がありましたら、お気軽にディスポーザージャパンまでご相談ください。